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難聴と認知症(3)

こんにちは!いつもブログにお越しいただきありがとうございます!
夕方から記事を更新しようと帰宅したら、仕事疲れがMaxに達し、二時間ほどこたつで寝てしまいました。介護職は中腰の姿勢が多くて足腰に疲労が溜まってました。恐るべし、介護職。
では、今回の更新です。どうぞ!


難聴と認知症が関連するならば、生まれつき殆ど聞こえない人や、幼少期に難聴になった人たち(私もそれに当てはまる)は必ずと言っていいほど認知症になってしまうのか。その割に私が研修で訪れた聴覚障害者の高齢施設に入居者さんは、今現在私が働いている高齢施設の人々に比べてよほど元気に見えたし、多少認知症はあったりはするでしょうが、それでも手話を使ってコミュニケーションが取れているなら難聴と認知症の理屈が通らないじゃないか、と、私はHさんに尋ねたのでした。

Hさんは言いました。
「そのことについても研究がされている。生まれつき聞こえない人や、幼少期に聞こえなくなって手話を使って会話をしてる人たちは、手話を使うことによって目で手話を見ているから、脳で言うと視覚野の部分が働いているように思われていたのだが・・・」
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「実は、そういう人達の脳の働きを調べると、聞こえる人が会話の際に働いている脳の聴覚野の部分が活発に動いていることが分かったんだ」と。
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「だから、聞こえていなくても、脳はちゃんと働いているねん。聞こえないから認知症になる、という訳でもないんだよ。」と。 
私は「な~るほど~!!」と納得しました。
それにしても、脳というのは素晴らしいものですね。誰に教わった訳でもないのに、状況によって働き方を脳自体が考えて臨機応変に対処しているのでしょうか。
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だから、ここからは私の推測も入りますが、元々聞こえていた人が難聴により聞こえなくなったり、聞こえにくかった人が聞こえないことに何も対処せずに放っておくことが、脳みそにとっては良くないのではないか、と。

因みに、こちらもHさんから教えて聞いた話ですが、以前は耳鼻科の先生も難聴により補聴器を付けることを嫌がる人に対して(誰だってそれなりに嫌だとは思うが)「本人がそこまで嫌がるなら」という理由で無理に勧めていなかったことが、最近では「一度、ちゃんと補聴器屋さんに相談してみたほうがいいですよ」と言われることが多くなったそうです。認知症の為にも、そうした方がいいのでは、と。

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そして、補聴器を調整する側の技師さんにも考え方が変わってきていて、以前までは「補聴器の音がうるさいのがかなわないからもっと静かにして欲しい」と言われる要望に対し、本人の希望に沿う様にしていたのだが・・・
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補聴器にしっかり、本来健聴者が聞こえていることと同じ程のレベルでしっかり音を入れてあげた人と、入れてない人を比べると、
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長い目で比較すると、やはりしっかり音を入れてあげてない人の方がしっかり入れている人に対して「言葉の聞き取り」という点において、言葉を聞き取り、認知する力に差がついてしまうそうである。
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そういった研究の成果も踏まえて、「脳の為にも、本人がうるさいと初めは嫌がってても、補聴器や人工内耳等を使用してしっかり音を入れてあげた方がいいのではないか」という考え方に現在は 変わってきているそうである。
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※注意※
だからといってやみくもに音を入れればいい、という訳ではありません。
音楽を大音量で聞き過ぎて音響外傷になられる人だって健聴者におられるように、人によってケースは違いますので、しっかり専門家の指示を仰いでください!
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そして私はHさんに更に尋ねました。
最終章に続きます!!!

今日のにゃんた↓拾疲労回復に足湯をしているとちょっかいを出してくる。
写真 2017-01-18 20 41 57 

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コメント

Re: No title

ぴよよさん今晩は!
今回のテーマについては、記事にしようかどうかすごく悩みました。
私が思うに、難聴の程度ではなく(統計というものはなかぬこ曖昧な部分があるものです)過ごし方とか、元々持っている性格とかに、とても影響されるものだと思います。
因みに難聴者の女性よりも男性の方が認知症になりやすいそうです。女性の方がなんだかんだ言っていろんな方法でコミュニケーションとりますので。男性はこもりがちになりやすいですしね。なにも聞き取りだけじゃなくて目で合図を送るとか、肌で感じるとか、感度さえ保たれていればなんとかなるのでは…と楽天的に考えています。なった時はしょうがです。
元々健聴者だってなるのですから。なにが作用するのかはその人によりけりかな、と。

私だって認知症になる可能性は充分あるでしょうから今のうちに手話も覚えて方がいいのかな、と思いますがぴよよさん仰るように、近くに手話ができる人があってこそ、だとも思うのです。何も手話に限らずどうやってコミュニケーションを取っていくのか、という方向に考えていこうか、と思っています。そう考えるとこうやってコメントのやり取りをして頂ける方がいてくれる、ということも大きな役目を果たしてくれているような気がします。
いつもありがとうございます( ^ω^ )

No title

こんばんは、認知症シリーズ読ませていただきました。頭が痛くなる話ですよね。
私も認知症のことは気にしています。難聴者の6割ぐらいの人が認知症になるというのを何かで見たことがあります。

私も以前は、自分に話しかけられていなくて近くで話している人の会話を聞き、ふーんそうなんだとか考えていました。今は断片的にしか言葉が聞こえないので意味もわからないし、自分に話しかけているわけでもないしとか思って聞こうという意思もなく、考えることも少なくなりました。自分にふってくる会話しか考えません。なので考えるということがかなり減ってきました。こういうのが認知症につながるのかなと思います。テレビは一方的ですもんね。

認知症予防に折り紙とか切り絵とか編み物などするように手先を動かすのは手話をやっている人と同じかもしれません。

難聴者同士が手話で会話できる場があればいいのですが、身近に手話ができる人がいなければ、認知症になってしまうこともあり得るかもしれないですね。

私たちのような手話のできない難聴者は、早めに何か考えた方がいいのかもしれませんね。(どなんさんはまだまだいいですけど)

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こんにちは!お仕事お疲れ様です!
なかなか迷うところが色々ありますね〜。ぴよよさんの切実な文章を読んでいて私も色々考えました。
あくまで私の気持ちですが、1つの参

08/12 18:39 どなん

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